1969-07-23 第61回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第21号
諸外国のことは必ずしも十分知っておりませんが、イギリスではDSIRでございますか、そこの機関がございまして、これは国有特許をDSIRが全部もらいましてDSIRの特許ということになりまして、そうしてDSIRがそれを民間に実施させる、そうしてそのロイアルティーはDSIRに入ってくるというようなことをイギリスではやっておるようでございます。
諸外国のことは必ずしも十分知っておりませんが、イギリスではDSIRでございますか、そこの機関がございまして、これは国有特許をDSIRが全部もらいましてDSIRの特許ということになりまして、そうしてDSIRがそれを民間に実施させる、そうしてそのロイアルティーはDSIRに入ってくるというようなことをイギリスではやっておるようでございます。
例を申し上げますと、イギリスのような国では、DSIRといっておりますが、デパートメント・オブ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチという、一種の省に近いものでございますが、日本でいうと科学技術庁のようなところでございましょうか、そういうようなところの研究所で、それぞれ研究所は変わっておりますが、水を専門にやる研究所と、大気汚染に対する研究所がございます。
それから次には英国でございますが、英国におきましてはDSIRというものでございますが、これは科学技術の産業研究庁とでも申しましょうか、そういう政府機関がございますが、そこにおきましてこの情報活動を統括しようというような考え方でいま進んでおりまして、一九六二年におきましてはナショナル・レンディング・ライブラリー・フォア・サイエンス・アンド・テクノロジーというものを設立いたしまして、抄録になるところの雑誌
民間の自由的な同業者の集まりというようなものに対して、DSIRが援助するという形で誘導していくという形は、行政機関であるDSIRがとると思います。イギリスもそういうリサーチ・アソシエーションを一方でやりながら、他方におきましては、国立の研究機関、大学等の公共的なと私ども申しておりますが、日本の公共的とちよっと違いまして、パブリック・リサーチといっております。
○岡委員 これは外国語のたんのうな西村原子力委員がこられてからにしますが、これを見ると、DSIRというイニシアルのつづったものがこの研究組合と共同してやっているわけですね、このイニシアルはどうなんですか。
○原田(久)政府委員 DSIRというのはデパートメント・オブ・サイエンティフィック・インダストリアル・リサーチでございます。機能といたしましては科学技術庁とよく似た機能を持っておりますが、その傘下には各種の研究機関がかなり網羅的に入っているという機関ではないかと思います。
そのうちの半数はイギリスのDSIRの職員でございます。それでそういう職員の調査をいたしたのでございますけれども、そのDSIRの役人と申しますのは実際の行政官と申しますのがやはり半数でございまして、あとの半数は各大学の教授あるいは助教授をお願いしてDSIRの職員になる。
その一つDSIRはといっておりますが、デパート・メント・オヴ・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ、これは一つの行政機関でございますが、しかし中にやはり委員会がございまして、委員会がそのDSIRのすべての運営をきめておるわけでございます。
また英国におきましては供給省がこれを実施しておりますが、基礎研究につきましてはDSIRという大きな役所が担当しておるのであります。非常に厖大な予算をもつてなしておるのでございますが、ただ日本といたしましては、航空研究につきましては講和発効までこれはすることができなかつたような状態でございます。